創立記念15周年にあたり

令和5年2月8日
琴葉株式会社 社員各位

日々の業務、大変お疲れ様です。感染症や多くの課題がある中で、暖かい支援をしてくださりありがとうございます。
本日を迎えられたことを、皆さまに感謝いたします。

琴葉は、2007年2月8日単身で居宅介護事業所として琴葉合資会社を立ち上げました。2月8日は旧暦の事始めの日とされており、それが「琴葉」の名前の由来です。
少し、琴葉の生い立ちを紹介したいと思います。
はじめは、居宅事業所のケアマネージャーとして自宅で始めました。立ち上げ以前の同僚の協力もあり、訪問介護、介護タクシー、訪問看護をオープン。そして、ある事業所施設の介護、看護指導を担ったことを機に、名東区の一軒のシルバーホームを引き継いでほしいと依頼があり、悩んだ末に、受けさせていただきました。
ご家族が見学に来ていただき、「琴葉」を選んでくださるのであれば、お受けするというスタイルで、受け入れ先のない要介護4,5の利用者様を3名ほぼ同時に受け入れました。呼吸器疾患の方、認知症の方、大声を出す方でした。ご要望があれば、即日入所も受け、一月あまりで9名の利用者様にご入居していただきました。3人のスタッフとアルバイトで回しておりましたが、嬉しいことに当時のメンバーは、今も残って活躍してくれています。その後、県の介護保険係より、住宅型有料老人ホームの届け出の依頼があり、すぐに県事務所に伺い登録をお願いしました。当時は、潜りでやれば、監査は来ないからと届出をする事業所はゼロの時代でした。
ある日知人より、尾張旭の一軒家を借りてほしいと依頼があり、尾張旭店をオープン。そんな中、介護保険課より個室対応の推進、スプリンクラー等々の相談、利用者様への感染等を鑑みて、既存の2施設を統合し現施設のモデルとなる新居町KOTOHAをオープン致しました。それ以降、ざわわ、ケアプランアクポ、アクポデイサービス、とよた、訪問看護アクポ、ヘルパーステーションアクポ、かりや、アクポデイかりや、ヘルパーステーションかりや、そして、ソレイユの買収、はんだ、訪問看護はんだ、ヘルパーステーションはんだ、日進、2015年には、株式会社へ商号変更、かにえ、ケアプランソレイユ、福祉用具販売・貸与コトー、西の杜、グループホーム碧南、保育室ことは、訪問看護東海、北名古屋、東海、高度医療機器販売・貸与と順に開設いたしました。
色々な人と出会い、力を貸してもらい、多くの方に助けてもらい、ここまでやってくることができました。当然ながら、たくさんの仲間(スタッフ)、業者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
私は、もちろん社長であることでの責任を日々感じながら業務をこなしておりますが、「社長だから」「看護師だから」という立場や、地位、プライドは全くありません。役割分担するために役職や、資格があるだけだと考えております。琴葉において、何よりも大切なのは、「人と人」これがすべてだと考えています。どうぞ、私の思いや考えを今一度ご理解いただき、同じ志を持っていただければ幸いです。
“あなたに会えて良かった” と思い思われる人を目指して
社長だろうが、部長だろうが、施設長、他責任者、全く関係ありません。地位、立場を取り払い、利用者様のことを第一に考え、地域や社会に貢献し続けられる会社として。何が大切なのかを今一度考え、業務にあたり、充実した生活をしていただきたいと思います。非常に長くなりましたが、今後ともよろしくお願いいたします。 皆様には、感謝しております。

以上
代表取締役社長 伊藤直樹