琴葉株式会社 18周年ご挨拶

琴葉株式会社

代表取締役 伊藤直樹

 

皆様、こんにちは。

 

本日、私たちの会社は2007年2月8日を経て、創立18周年を迎えることができました。これもひとえに、日々支えてくださる利用者の皆様、スタッフ、地域の皆様、そしてお取引先様のおかげです。この場を借りて、心から感謝申し上げます。

 

私たちのミッションは「あなたに会えてよかった」その一言のために、どんな時もその瞬間を大切にし、日々のサービスに真心を込めて提供することです。この思いが私たちの原動力であり、全ての施設運営、サービスに対する姿勢に繋がっています。

 

「質を上げる」ことを常に目指し、24時間看護師対応の住宅型有料老人ホームやリハビリ型デイサービス、居宅介護支援事業所など、多岐にわたる事業を展開する中で、私たちはこれからも利用者の皆様にとって「喜ばれる施設」となり、「あなたに会えてよかった」と心から感じていただけるようなサービスの提供を心がけています。

 

また、私たちのビジョンである「あらゆる個性を認め、繋がり、支え、よろこび合える施設と地域の境界がない社会の実現」に向けて、スタッフ一人ひとりが骨幹となり、利用者の皆様との絆を大切にしながら、地域社会とともに歩んでいきたいと考えています。私たちが目指すのは、永続的に価値のある事業を通じて、より良い社会を作ることです。

 

これからも「やりがい」を感じながら、スタッフ全員が一丸となって、利用者一人ひとりの笑顔と安心を支え続けるために精進してまいります。

 

18周年という節目を迎え、改めて皆様のご支援に感謝するとともに、今後も地域の皆様に愛される施設として、さらに質の向上に努め、成長し続けていきます。

 

これからも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

本日は誠にありがとうございました。

 

*お時間のある方は、追伸もご覧いただければ幸いです。

追伸

昨年より、パラドックスというコンサル会社の協力を得て、志ブランディングの作成、見直しに取り掛かっております。少しだけ話したいと思います。

 

なぜ、“パラドックス”を取り入れようと思ったのか?

昨今、介護事業者が増え続けるものの、過去最高の倒産件数を更新している中、このままでは、勝ち残っていけない。皆に選んでいただけないと、感じたからです。

生き残っていくためには、何かを変えないと、と強く感じていました。そこで、出会ったのが、パラドックスの遠藤氏、藤田氏でした。

 

私は、成長しない限り継続はないと考えています。企業、スタッフ、介護業界等。

その為に、私の独断で15名のスタッフを選抜し、2023年9月から6か月間にわたり、進めてきました。あらためて、本当の私と介護への思いを知ってもらうために。

 

初回は、野球のクラブチーム等が使用する室内練習場で私のロングインタビューが始まりました。

私の生い立ちから始まり、中学、高校、看護専門学校、病院、運送屋などでの経験、体験、様々な出来事を話しました。

どうして看護師になったのか、ケアマネをやったのか、介護施設をやり始めたなど、深堀をしながら、進んでいきました。

それをもとに、

 

ブランドストーリーを作成し

MIND IDENTITY(マインド・アイデンティティ)

Mission-琴葉の使命- 

Vision  -琴葉が目指す未来-

Value -琴葉が利用者さんとご家族に約束すること- 

Spirit -琴葉が、従業員が大切にすること-

を、7か月かけて完成させました。作成するだけでは意味がなく、志を目指し、すべてのスタッフが同じ方向を向いて、携わっていただきたいと切に思います。無理やり、同じ方向に向かわせるのではなく、同じ方向を見てくれる人たちと過ごしたい。

それが、私の夢です。最後に、パラドックスで研修させていただいた中で、一番考えさせドラッカー石工の話を紹介したいと思います。

 

ドラッカーの石工の話

 

ある教会の建築現場で、同じようにレンガを積んでいる3人に、何をしているのかを訪ねた。

一人目の男は、「食べるために、仕方なく働いている。」と答えた。

二人目は、手を休めずに「職人としてレンガの壁を作っている。」と答えた。

最後に、奥にいた3人目の男が、目を輝かせて答えた。

私は、国で一番の教会を建てている。と答えた。

以上